6.29 Thu.
15:00~15:50
AI
経済学の知見を活かしたユーザに行動変容を促す仕掛け - タップルでの共同研究プロジェクトを例として
タップルでは、2022年より米イェール大学経営大学院マーケティング学科の上武准教授と共同プロジェクトを開始しています。プロジェクトでは、より良いマッチを実現するために、ユーザの選好を「正しく」理解しようとするための取り組みと、ユーザの意思決定をサポートする情報介入を実施しました。本セッションではそうした取り組みを行うことになった考え方やデータを紹介し、サービスにどのような変化をもたらしたかを紹介します。
登壇者
髙橋 優介
ソフトウェアエンジニア
2013年に株式会社サイバーエージェントに新卒入社。コミュニティサービスのバックエンドや音声配信や動画配信などのiOSアプリの開発に従事。その後、新規マッチングアプリを開発責任者として立ち上げた後、現在は株式会社タップルにてVPoE兼データ活用周りの責任者を務める。
上武康亮
准教授
2013年米イェール大学経営大学院助教授に就任、 2018 年から現職。2005年東京大学経済学部卒業、同修士課程終了を経て 2013 年、米ノースウエスタン大学で経済学博士号を取得 (Ph.D. Economics) 。専門は計量マーケティング、実証産業組織論、ビッグデータと経済モデルに基づいた消費者行動分析、マーケティング施策分析、政策効果分析。米IBM 、 JR 東日本旅客鉄道( JR 東日本)、 ZOZO など日米の企業との共同研究多数。