MAMを軸とした動画ハンドリングにおけるAI活用前提の整備と次世代ビジョン | CADC 2024

御池 崇史

ABEMA開局以来、動画の品質制御とその管理体系の構築においては一貫して新技術への接続性を尊重してきました。AIとの接続によりMedia Asset ManagementシステムはMAM3.0と呼ぶべき段階に到達しました。長期開発計画の中で、動画処理アーキテクチャ更新をいかに仕掛けたか、その前提としてのフルクラウド動画運用構想を実現した意義、AI導入以前に到達したプログラマブルな自動化の水準などを明らかにしつつ、新開発の多目的支援UIとしてのVideo Mastering Consoleによる動画オペレーションの高度化、制作・クリエイティブスキームの発展形について最新の構想を述べていきます。


  • 御池 崇史

    株式会社AbemaTV/Development Headquarters/MAQS ビジョナリーエンジニア・ メディアアセットマネージメント&クオリティコントロールストラテジスト

    ABEMA開局直後に招聘された映像・音声品質のエキスパート。ここ数年は長期的な品質戦略を計画立案するMAQSを率いつつ、配信システムやMedia Asset Managementシステムの刷新に協力しつつプロダクションスタイルの刷新を仕掛けている。VMCの構想者・展開戦略の起草者。Developer Expertとなる以前からFantech関連の立ち上げ段階や高負荷ステージにおいて様々な支援を行なってきた。各種の映像編集ソフトウェアや機材に精通しており、自宅に4K/HDR編集システムとHi-Resレコーディングシステムを構築している。猫と車と音楽を軸に生きている。

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