AIを駆使したゲーム開発戦略: 新設AI組織の取り組み | CADC 2024

杉本 翔 / 伊原 滉也

ゲームクライアント

昨年設立された「SGE AI戦略本部」では、立ち上げから今に至るまで多岐にわたるプロジェクトに取り組んできました。本セッションでは、前半ではこれらのプロジェクトについてご説明し、後半では特にカードゲームのバランス調整支援プロジェクトに焦点を当ててご説明いたします。本取り組みでは、大規模言語モデルを用いたカード効果説明文の解釈と、転移学習により最新のマスターデータに動的に適応するカードゲームAIを開発し、新規実装カードのバランス調整に活用しています。ゲーム開発においてAIをどのように活用し、ゲームタイトルや事業にどのような影響を及ぼすのか、具体的な技術スタックを交えながら説明します。


  • 杉本 翔

    ゲーム・エンターテイメント事業部 AI戦略本部 エンジニア

    2020年新卒入社。Unityエンジニアとして複数タイトルの新規開発/運用に従事。また、AI技術を活用したゲーム制作支援の研究開発にも従事。2024年からはSGE AI戦略本部のボードメンバーとして、引き続きゲームタイトルへのAI活用を目指した複数の施策に取り組む。

  • 伊原 滉也

    ゲーム・エンターテイメント事業部 AI戦略本部 リサーチエンジニア

    2022年度新卒入社。ゲーム開発効率化の推進と新時代のゲーム体験を創出する技術研究開発を担う。現在は主に、バランス調整支援のためのカードゲームAIやデッキ探索,レベル生成の研究開発に従事。博士(工学)。NITech AI研究センター客員助教。

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